《コラム》不可解な二線提のあり方を考える!~宮城県亘理町大畑浜~


まず「二線提」とは何でしょうか?

下記リンク先の説明によると、万が一の災害に備える重要な堤防であることが伺えます。
http://www.nilim.go.jp/lab/rcg/newhp/yougo/words/073/html/073_main.html

つまり、以下の図のようなものが本来あるべき姿ということです。

では、亘理町大畑浜ではどのようになっているのでしょうか?

被災地である宮城県は、各地で堤防工事が行われています。
亘理町の場合、二線提(内陸側の堤)は高盛土道路です。
宮城県知事は、県民の命を守るために必要な工事だと力説して本まで出版していますがが、この大畑浜の二線提工事は正しいのでしょうか?
どうやって、一線提と二線提の間に挟まれて暮らす人たちの命を守るのでしょうか?子供たちに説明してみてほしいと思います。

私は多くの国会議員、県議会議員に訴えかけましたが、何の反応もありません。大人の事情があるのでしょう。
ここに暮らす人たちは、もっと海側に計画を変更してほしいと訴えているだけです。となりの荒浜地区と同様にしてほしいと。
そう、大畑浜地区の二線堤は安全性を考慮した結果決められた位置ではないということです。
不自然なまで凸凹な二線提の計画は、どんな理由があるのでしょうか?

元NHK記者の松舘忠樹さんが「震災日誌」の中で、状況を的確に伝えています。
http://sakura3411.at.webry.info/201401/article_2.html
そんな中、2015年12月に動きがありました。
http://sakura3411.at.webry.info/201512/article_1.html

亘理町大畑浜地区は伊達政宗が生きていた、江戸時代から続く人の営みがある地域です。
無くしてしまうことは簡単ですが、津波の被災を受けてなお、この土地で生きていきたいと願う人たちの声を、もう少しちゃんと聞いてほしいと思います。
貴方はどう思いますか?
(2016年1月19日  チーム王冠代表 伊藤健哉)

大畑浜地区に設置された看板

一部では既に高盛道路(内陸側堤)の工事が始まっている

<参考映像>
亘理町大畑浜地区の様子がわかる動画です(youtube 約1分・音声なし)


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