月別アーカイブ: 7月 2015

【活動報告】日本弁護士連合会、仙台弁護士会の視察アテンド

2015年7月4日— 日本弁護士連合会、仙台弁護士会に所属する弁護士の方々による石巻市内の在宅被災世帯・在宅被災地域への視察が行われました。 大街道地区では住民の方から、宮城県の防災道路の建設予定地にかかったことから住宅修繕ができずに4年以上が経過している実情、新市街地での住宅再建の見通しが立っていない現状について説明がありました。続いて訪れた渡波地区の松原町では、海から至近距離にあることから、震災から4年が過ぎても大半の住民が戻ってこず、町が壊滅状態のままになっていることについて住民の方から説明がありました。チーム王冠は日弁連の視察に協力しました。(O)

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【活動報告】「一人ひとりが大事にされる災害復興法を作る会」シンポジウムに参加

2015年7月18日— 「現在の災害対応法制では被災者一人ひとりが大事にされていない」・・・主に弁護士が中心となって、被災者の暮らしを再建する具体的な制度を模索する「一人ひとりが大事にされる災害復興法をつくる会」(共同代表 新里宏二・丹波史紀・津久井進)主催のシンポジウムに参加しました。5月に仙台で行われた同会主催のシンポジウムに続き2回目の開催です。 場所は岩手県盛岡市の岩手県産業会館の大ホール。3連休の初日にもかかわらず、50~60人の参加者があったと思います。 シンポジウムは共同代表の津久井進弁護士の開会挨拶で14時に開始。岩手弁護士会・吉江暢洋氏の基調報告、被災当事者の報告(4人)と続き、現状報告としてチーム王冠代表の伊藤健哉と公益財団法人共生地域創造財団の多々良代表が登壇しました。 伊藤は、津波で損壊しながら修理が十分でない(もしくはほとんど修理されていない)在宅被災者宅の写真や、参加者に配られた資料(チーム王冠で制作)を使って今の被災地の様子を報告しました。     休憩をはさんで後半は、吉江暢洋弁護士(司会役)、仙台弁護士会の宇都彰浩弁護士、津久井進弁護士、多々良代表、チーム王冠の伊藤の5名でパネルディスカッションが行われました。 まずは伊藤が、発災直後は避難所がキャパシティーオーバーで『自宅の2階が津波を受けていない人は自宅に戻ってほしい』とアナウンスされたこと、『食料は自宅組にも配布する』と約束されたが守られなかったことなど、在宅被災者が発生したきっかけを紹介。また応急修理制度の52万円を給付するときに「受け取ると仮設住宅に行く権利を失う」という条件が付けられたがために、在宅被災者が損壊した自宅をほとんど自己資金で修理しながら生活することを強いられている現状を訴えました。 岩手県大船渡市で活動する共生地域創造財団の多々良代表は、在宅被災者には高齢者が多く孤立した老人も目立つとこや、大船渡市の委託事業として伴走型の支援を続けていることなどを紹介されました。 宇都弁護士は「避難所の設置や炊き出しについて規定している災害救助法の運用に問題がある。被災者がどこにいるか(避難所なのか自宅なのか)は本来問題ではないはずだが、現場(行政)の運用が間違っている。(公的支援の根拠たる)法律はあるがそれを積極的に運用しなかったことに問題がある」と訴えました。 津久井弁護士は罹災証明書の運用方法にも問題があったことに言及。「災害救助法は平成25年に改正され在宅被災者も支援対象になったはずだが、努力目標に留まってしまった。努力すべき人が努力していないのが現状」と訴えました。 ディスカッションの締めくくりとして、「今後必要なことは?」の問いに、伊藤は、「在宅被災者を被災者として認めてほしい」「現在は在宅被災者を支援しても助成が一切ない。仮設住宅で同様の支援活動を行えば当然受け取れる助成が、在宅被災者を対象に行うと受け取れない」と訴えました。 以上、文字数の都合で要約しましたが、実際は約3時間にわたる非常に内容の濃いシンポジウムでした。何より在宅被災者に注目したシンポジウムはとても稀です。今後も福島県や兵庫県でシンポジウムを開催する予定とのことです。またチーム王冠の地元、石巻市での開催も検討されているようです。会の発展が、在宅被災者が公助の枠に入ることの実現につながることを願うばかりですし、チーム王冠としてもできる限り協力したいと思います。(J)    

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【活動報告】津久井進弁護士の現地視察アテンド

2015年7月17日— 「一人ひとりが大事にされる災害復興法を作る会」の共同代表のおひとり、津久井進弁護士(兵庫県弁護士会)と、「特定非営利法人 まち・コミュニケーション」の宮定章代表理事の現地視察をサポートしました。 スタッフ2人が同行し、石巻市内で生活、営業されるチーム王冠の支援先を案内。午前中から夕方まで、計7か所を精力的に視察されました。 在宅被災者は住む場所、被災状況、背景が様々で、困りごとの内容もそれぞれ異なります。7か所で直接被災者さんから話を聞いていただいたことにより、抱えている問題の違いや解決へ向けてそれぞれ違ったアプローチが必要であることがご理解いただけたと思います。 夕方からおおよそ3時間にわたり、チーム王冠の事務所内で、視察にも同行された岡田広行記者(被災弱者著者)と代表の伊藤、およびボランティアスタッフ数名でテーブルを囲み意見交換会・勉強会を行いました。 津久井弁護士の法律家ならではの視点や解決への方策を伺い、とても勉強になりました。特に「在宅被災者を公的に支援・援助する法的根拠は現在の法律からも導き出せる。しかしそれを行政が具体的に運用するマニュアルは存在しない。そのマニュアル、運用指針さえできれば在宅被災者も公的な援助が受けられるはず」という言葉は印象的でした。一朝一夕になんとかなる問題でないことは、過去の我々の活動からも理解していますが、明るい光明を見たように感じました。 今後も在宅被災者問題の解決に向けて協力して取り組むことを確認し解散しました。(J)

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【お知らせ】在宅被災者について考えるシンポジウム開催

平成27年7月18日(土)、岩手県盛岡市で在宅被災者について考えるシンポジウムが開催されます。 『シンポジウム ~在宅被災者の現状を考える~ 一人ひとりが大事にされる新たな災害復興法を目指して』 日時: 2015年7月18日(土) 14:00 ~ 17:00 場所: 岩手県産業会館 7階(住所:盛岡市大通 1 丁目2-1) 主催: 一人ひとりが大事にされる災害復興法をつくる会 後援: 特定非営利活動法人 いわて連携復興センター、一般社団法人 SAVE IWATE、一般社団法人パーソナルサポートセンター 協力: 一般社団法人チーム王冠、公益財団法人共生地域創造財団 お問合せ: 一般社団法人パーソナルサポートセンター [tel]022-399-9662 [fax]022-224-1621 チーム王冠も現状報告などで参加する予定です。ご興味のある方はぜひご参加ください。 ※いわて連携復興センターホームページ(外部リンク)

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【活動報告】ベテランボランティア Kさんのブログ

チーム王冠の活動開始当初(つまり東日本大震災発災直後)から、繰り返しボランティアとして参加し続けているベテランボランティアのKさん(神奈川県在住)が、7月上旬に石巻で活動された時の様子をご自身のブログに残されています。 Something fine for TOHOKU チーム王冠は現地張り付き型のボランティアグループですが、長期滞在のスタッフとKさんのように短期で参加するボランティアの協力体制で運営されています。長期と短期、どちらが欠けても成立しません。 公的な支援がほぼ無く、民間ボランティアのケアも比較的手薄な在宅被災者への支援は、大小問わずまだまだ必要だと感じられます。Kさんのブログを読んで、自分でもボランティア活動に参加してみたいと思われた方は、ぜひ手を挙げてください。経験は問いません。 詳しくは「ボランティア募集」ページをご覧ください。 ※Kさんのブログ「Something fine for TOHOKU」へのリンクは、右側のメニュー「ブログロール」にもあります。

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