カテゴリー別アーカイブ: 活動報告

【活動報告】お湯っこツアーを開催

10月は4日と23日の2回、人気の「お湯っこツアー」を催しました。お湯っこは、在宅被災者やみなし仮設に住む被災者の交流を目的に、少人数のグループで日帰り温泉へ行くプロジェクトです。 詳しくは過去の記事をご覧ください。→コチラ (F)

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【活動報告】仙台弁護士会主催のシンポジウムに参加

2015年9月18日ーー 一人ひとりが大事にされる災害復興法を作る会共同代表のおひとり、新里宏二弁護士が所属される仙台弁護士会主催のシンポジウムが、仙台弁護士会館(仙台市青葉区)で開催されました。 弁護士以外でも参加可能な一般公開とされ、参加者は70人くらいだったと思います。 講師(報告者)は、東北工業大学・田代侃名誉教授(山元町で支援活動)、チーム王冠代表の伊藤建哉、イージーライダーの梨木あきら氏(移動支援)、こころスマイル代表(チーム王冠副代表)の志村知穂、東洋経済新報社の岡田広行記者(被災弱者著者)のほか、在宅被災者やその支援者など数名も発言しました。 伊藤は、許可を得て撮影した在宅被災世帯(家屋)の写真や当ホームページ内でも公開しているパワーポイント資料を用い、現状と被災してから今に至る過程などを説明。志村は震災で家族を失って学校に通えなくなった子供たちのケアを、家族を含めて包括的に行っている活動を説明しました。 岡田氏は9月にチーム王冠と合同で行ったアセスメント調査の結果を報告。行政が用意している公的扶助(再建支援)が十分に活用されていない現状や、東松島市が運営しているコミュニティーバス(移動支援)が、制約が多く使いにくいものなっていることなどを説明されました。 会の性格上、参加者は弁護士やその関係者が多かったと思いますが、被災者の生活再建では金銭面、土地や建物の問題など、法律的な助言が必要となる場面が多々あるので法律の専門家の協力は欠かせません。弁護士が現状を知る機会は意義が大きいと思います。 (J)

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【活動報告】衆議院院内学習会にて、在宅被災者の現状を報告

———————————————————- ・主題 :「在宅被災者」の実情と今後の支援のあり方を考える ・日時 :2015年8月28日(金)12:00~13:00 ・場所 : 衆議院第一議員会館 地下1階 ・主催 : 一人ひとりが大事にされる災害復興法をつくる会 ・参加人数:50~60名(途中参加、退席含む) ・取材メディア:朝日新聞社「GLOBE」 浜田陽太郎 論説委員 毎日新聞社 盛岡支局 近藤綾加 記者 毎日新聞社 仙台支局 伊藤直孝 記者 日本経済新聞社 編集局 産業地域研究所 川上寿敏 主任研究員 共同通信社 社会部 藤井康正 記者 ——————————————————— チーム王冠代表の伊藤は、現状報告として、主に次のことを述べました。 ①在宅被災者が避難所に行かなかった理由 例えば神奈川県川崎市川崎区の事例を挙げると、行政指定避難所の収容可能人数は約3.5万人に対して、人口は21万人以上。この地域に津波が来たら避難所には入りきれない。 この例と同じことが、東日本大震災で、特に人口の多い石巻のような都市部で起きた。 【例1】石巻市のある小学校には当初1,500人の避難者が集まったが、生活場所としては入りきれず。今では、行政からなのか集まった人から出た話なのか確認はできないが、「ここに残るのは自宅流失で帰る場所がなくなった人だけにしたい。家が残った人は帰ってくれないか」という声が出たことで、1階は津波被害がありながらも、2階が残った人は自宅に帰った。 【例2】避難所となった2つの小学校の間を行ったり来たりしたが、結局入れず自宅に戻った。 【例3】要介護者や障がい者を抱えた家庭は、自宅に残らざるを得なかった。 ②画像による実態の説明 4年半経っても、震災直後と変わらぬ生活をしている人が多く存在する実態。 【例1】災害後、市の計画道路にかかり、立ち退きになるかもとの噂から、自宅修繕を躊躇して4年半、お風呂トイレなし。耐え切れず半年前にアパートに引越。計画道路はまったく進まず。 【例2】自宅が県の防災道路にかかり、修繕を中断。隙間風がひどく、冬は家の中は氷点下。 【例3】震災で仕事がなくなった家族が家を出て、年配者一人暮らしのため家の修理は諦めた。自分の居室のみ修理、隣の部屋は土がむき出し。 … 続きを読む

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【活動報告】石巻の離島、網地島の応援

チーム王冠は、石巻市に属する離島、網地島(あじしま)にボランティアを派遣して応援しています。網地島ももちろん東日本大震災の被災地です。 網地島では農業による島の復興が模索されています。 網地島のレポートが中日新聞(安藤明夫編集委員)で連載されました。 網地島の宝 5年目の被災地から(1) 2015年8月28日 網地島の宝 5年目の被災地から(2) 2015年8月29日 網地島の宝 5年目の被災地から(3) 2015年8月30日 網地島の宝 5年目の被災地から(4) 2015年9月1日 網地島の宝 5年目の被災地から(5) 2015年9月3日

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【活動報告】好評の日帰り温泉ツアーへ

2015年8月9日(日)— 宮城県内の日帰り温泉施設へ行きました。参加者は6人。施設のお祭りとも重なり、皆さん両手に抱えきれないほどの野菜、お花をかかえて、楽しい温泉買い物ツアーになりました。 東日本大震災の後、生活環境の大きな変化で近隣や友人との交友が減り、引きこもりがちな方々も少なくありません。コミュニティーが崩壊した土地で暮らす人や、見知らぬ土地の借上げ仮設住まいで顕著です。応急仮設住宅では引きこもり対策としてのイベントもあるようですが、在宅被災者や借上げ仮設の住民には声はかかりません。そんな人たちを対象に、あたらしい交友関係を築いてもらい、前向きな日常を送っていただく一助として数年前から温泉ツアーを企画してきました。 「お湯っこ」と呼ばれるこの日帰り温泉ツアーは参加者に非常に好評で、このツアーをきっかけに友達付き合いを始められた方もいらっしゃいます。限られたスタッフと予算ではなかなか頻繁には開催できませんが、ツアーのニーズはまだまだあります。

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【活動報告】神戸大学大学院・近藤民代准教授の視察をアテンド

2015年8月5日(水)— 神戸大学大学院の近藤民代准教授が、石巻市内で復興が遅れている町の様子と在宅被災世帯のくらしの現状を視察されました。チーム王冠はこの視察をアテンドし、視察の後、意見交換会を持ちました。 近藤准教授は、大規模災害後の「街(町)の復興」を主眼に研究されている工学博士で、阪神淡路大震災を経験した神戸市などの復興・再生の専門家です。 近藤准教授は石巻市内の在宅被災世帯3か所でヒヤリング調査を行い、在宅被災者の話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。 夕方からはチーム王冠事務所にて意見交換会を行いました。7月に同じように視察された津久井弁護士が、法律や行政の制度からの視点で語られるのに対し、近藤准教授は町・住宅地を全体としてどのように再建させるべきか、というマクロ的な視点を軸に考察されていました。両者にアプローチ、視点の違いはあれど、公助の枠からこぼれおちた在宅被災者救済の必要性、重要性については一致されています。 全壊や大規模半壊の住宅をほぼ自己資金で修繕して生活する在宅被災者問題が、これほど広範囲で発生し、かつ長期にわたって未解決で放置されているという現実は、私たちが東日本大震災で初めて経験する事象です。賢明かつ速やかな解決方法を探るため、これからも各方面の知恵をお借りしながら活動を続けたいと思います。 (J)

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【活動報告】日本弁護士連合会、仙台弁護士会の視察アテンド

2015年7月4日— 日本弁護士連合会、仙台弁護士会に所属する弁護士の方々による石巻市内の在宅被災世帯・在宅被災地域への視察が行われました。 大街道地区では住民の方から、宮城県の防災道路の建設予定地にかかったことから住宅修繕ができずに4年以上が経過している実情、新市街地での住宅再建の見通しが立っていない現状について説明がありました。続いて訪れた渡波地区の松原町では、海から至近距離にあることから、震災から4年が過ぎても大半の住民が戻ってこず、町が壊滅状態のままになっていることについて住民の方から説明がありました。チーム王冠は日弁連の視察に協力しました。(O)

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【活動報告】「一人ひとりが大事にされる災害復興法を作る会」シンポジウムに参加

2015年7月18日— 「現在の災害対応法制では被災者一人ひとりが大事にされていない」・・・主に弁護士が中心となって、被災者の暮らしを再建する具体的な制度を模索する「一人ひとりが大事にされる災害復興法をつくる会」(共同代表 新里宏二・丹波史紀・津久井進)主催のシンポジウムに参加しました。5月に仙台で行われた同会主催のシンポジウムに続き2回目の開催です。 場所は岩手県盛岡市の岩手県産業会館の大ホール。3連休の初日にもかかわらず、50~60人の参加者があったと思います。 シンポジウムは共同代表の津久井進弁護士の開会挨拶で14時に開始。岩手弁護士会・吉江暢洋氏の基調報告、被災当事者の報告(4人)と続き、現状報告としてチーム王冠代表の伊藤健哉と公益財団法人共生地域創造財団の多々良代表が登壇しました。 伊藤は、津波で損壊しながら修理が十分でない(もしくはほとんど修理されていない)在宅被災者宅の写真や、参加者に配られた資料(チーム王冠で制作)を使って今の被災地の様子を報告しました。     休憩をはさんで後半は、吉江暢洋弁護士(司会役)、仙台弁護士会の宇都彰浩弁護士、津久井進弁護士、多々良代表、チーム王冠の伊藤の5名でパネルディスカッションが行われました。 まずは伊藤が、発災直後は避難所がキャパシティーオーバーで『自宅の2階が津波を受けていない人は自宅に戻ってほしい』とアナウンスされたこと、『食料は自宅組にも配布する』と約束されたが守られなかったことなど、在宅被災者が発生したきっかけを紹介。また応急修理制度の52万円を給付するときに「受け取ると仮設住宅に行く権利を失う」という条件が付けられたがために、在宅被災者が損壊した自宅をほとんど自己資金で修理しながら生活することを強いられている現状を訴えました。 岩手県大船渡市で活動する共生地域創造財団の多々良代表は、在宅被災者には高齢者が多く孤立した老人も目立つとこや、大船渡市の委託事業として伴走型の支援を続けていることなどを紹介されました。 宇都弁護士は「避難所の設置や炊き出しについて規定している災害救助法の運用に問題がある。被災者がどこにいるか(避難所なのか自宅なのか)は本来問題ではないはずだが、現場(行政)の運用が間違っている。(公的支援の根拠たる)法律はあるがそれを積極的に運用しなかったことに問題がある」と訴えました。 津久井弁護士は罹災証明書の運用方法にも問題があったことに言及。「災害救助法は平成25年に改正され在宅被災者も支援対象になったはずだが、努力目標に留まってしまった。努力すべき人が努力していないのが現状」と訴えました。 ディスカッションの締めくくりとして、「今後必要なことは?」の問いに、伊藤は、「在宅被災者を被災者として認めてほしい」「現在は在宅被災者を支援しても助成が一切ない。仮設住宅で同様の支援活動を行えば当然受け取れる助成が、在宅被災者を対象に行うと受け取れない」と訴えました。 以上、文字数の都合で要約しましたが、実際は約3時間にわたる非常に内容の濃いシンポジウムでした。何より在宅被災者に注目したシンポジウムはとても稀です。今後も福島県や兵庫県でシンポジウムを開催する予定とのことです。またチーム王冠の地元、石巻市での開催も検討されているようです。会の発展が、在宅被災者が公助の枠に入ることの実現につながることを願うばかりですし、チーム王冠としてもできる限り協力したいと思います。(J)    

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【活動報告】津久井進弁護士の現地視察アテンド

2015年7月17日— 「一人ひとりが大事にされる災害復興法を作る会」の共同代表のおひとり、津久井進弁護士(兵庫県弁護士会)と、「特定非営利法人 まち・コミュニケーション」の宮定章代表理事の現地視察をサポートしました。 スタッフ2人が同行し、石巻市内で生活、営業されるチーム王冠の支援先を案内。午前中から夕方まで、計7か所を精力的に視察されました。 在宅被災者は住む場所、被災状況、背景が様々で、困りごとの内容もそれぞれ異なります。7か所で直接被災者さんから話を聞いていただいたことにより、抱えている問題の違いや解決へ向けてそれぞれ違ったアプローチが必要であることがご理解いただけたと思います。 夕方からおおよそ3時間にわたり、チーム王冠の事務所内で、視察にも同行された岡田広行記者(被災弱者著者)と代表の伊藤、およびボランティアスタッフ数名でテーブルを囲み意見交換会・勉強会を行いました。 津久井弁護士の法律家ならではの視点や解決への方策を伺い、とても勉強になりました。特に「在宅被災者を公的に支援・援助する法的根拠は現在の法律からも導き出せる。しかしそれを行政が具体的に運用するマニュアルは存在しない。そのマニュアル、運用指針さえできれば在宅被災者も公的な援助が受けられるはず」という言葉は印象的でした。一朝一夕になんとかなる問題でないことは、過去の我々の活動からも理解していますが、明るい光明を見たように感じました。 今後も在宅被災者問題の解決に向けて協力して取り組むことを確認し解散しました。(J)

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【活動報告】高知県議と参議院議員が石巻を視察

6月21日(日)、高知県議会の坂本茂雄議員以下9名の視察団および自民党阿達雅志参議院議員が宮城県を訪れ、石巻などを視察されました。チーム王冠のコーディネートにより浸水地域、在宅被災者宅などを視察。また在宅被災者と直接意見交換をする場も設けられました。 高知県は太平洋地域で発生する大地震、大津波の被害が想定される地域で、東日本大震災クラスの地震・津波が発生した場合、避難所や仮設住宅の不足による在宅被災者の発生が心配されます。坂本議員のブログにもあるように、高知県の減災の備えに活用していただきたいと思います。 ※坂本茂雄議員のブログ 自民党の阿達議員は参議院復興特別委員会メンバーのおひとりでもあります。去る6月12日、代表の伊藤が東京の議員会館で直接お会いし、被災弱者の著者、岡田広行氏を交え、在宅被災者が発生した理由と公的な支援が薄く今日に至るも困窮されている方が多い現状を説明させてもらいました。在宅被災者問題を認知されてから、積極的に問題解決の方策を模索されています。 ※阿達雅志議院オフィシャルサイト

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